反射区とツボ
リラクゼーションにおいて、反射区(はんしゃく)という言葉を耳にすることがあると思います。
反射区とは、手掌や足裏にあり、内臓や各器官に対応している末梢神経が集中している場所のことです。
手や足のケアにおいて、リフレクソロジーという言葉を使うことがありますが、これは、リフレックス(反射)とロジー(学問)を組み合わせて生まれた言葉です。
近代的なリフレクソロジーは、1917年にアメリカの医師が研究結果を発表したことがはじまりとされています。
この反射区を刺激することで、全身の様々な臓器や器官に働きかけを行っていくことができます。
これは、単なる健康法ではなく、研究から生まれた学問の一つになります。
例えば、胃の反射区は土踏まずにありますので、そこを刺激することで間接的に「胃」に働きかけることができるというのがリフレクソロジーの考え方です。
胃の調子が悪いと感じた場合、足裏の反射区を刺激することで、自然治癒能力を最大限に引き出し、リラクゼーションを与えることができます。
この反射区と似たものに「ツボ」があります。
ツボは、「気」という東洋医学の考え方に基づくものです。気とは、自然界にあふれているエネルギーのようなもので、人体も臓器から指先まで巡っていると考えられています。気が巡っている道筋のようなものを「経絡(けいらく)」と呼び、神経が集まる経絡のポイントにあるものが「経穴」で、これがツボにあたります。
反射区は、面、ツボは点で考えます。
反射区を刺激し、1つ1つの器官を刺激することで全身が整うという考え方 とツボを刺激することで全身の大きな気の流れを整えることで 結果として1つ1つの器官も整うという考え方に違いがあります。
当店のリラクゼーションは、オイルを使用し、反射区を刺激することで、全身の調子を整えることを主に行っておりますが、スタッフによっては、ツボの刺激による施術にも対応しております。
ぜひ一度、お試し下さい^^